1947年当時の501XXのディテールを再現した復刻モデル。時代考証を
度外視した細身のシルエットだが55年モデルと人気を二分するリーバイス
ヴィンテージシリーズの代表格だ。米国製が閉鎖されると日本製に移行され、
細身のシルエットを継承しつつもディテールのクオリティーがアップした。
米国製の牛革パッチは縮まなかったが、日本製では縮む鹿革に変更。
赤タブの®マークもオリジナル通りなし。隠しリベットも米国製では
丸みを帯びていたが日本製では平たいものに変わった。全体の雰囲気は
抜群に良くなっている。47年モデルは他のモデルに比べインディゴがとても
濃く、デニム地もザラザラでムラがある。穿き込むには持ってこいのモデル
と言えるのではないでしょうか。
しかし、注意点はその細さにあります。写真を見てもらえばわかると思いますが、
何たって細い!かなり細身体型の僕ですらウエストで合わせると
腿やヒップがピチピチになってしまっています。毎回洗濯の度に乾燥機を
使ったのも原因かもしれませんが、購入する際はヒップまたは腿で合わせ、
多少余裕を持たせた方がいいかもしれません。こいつ凄くよく縮みます。