502は1950年代までの501XXに採用されていたドーナツ型ボタン、革パッチ、
バナナイエロー・アーキュエイトステッチなどを現代風にアレンジしたディテールを持つ、
リーバイス・クラシックシリーズのひとつです。リーバイス・クラシックには502、503、504
の3種類があり、ロット番号が大きくなると共にシルエットも太くなっています。502は
このシリーズの中で1番細身のモデルです。
シリーズ中で最も細身といっても505のような細さではなく、501ほど太くもなく、
標準的な日本人の体型に良く合うシルエットを持ったジーンズではないかと思います。
非常に穿き易く、ヴィンテージ風のディテールなども再現されている(それでいてジップフライ)
遊び心のあるモデルで、リーバイスの中でも特に気に入っているモデルでもあります。
写真のモデルは僕が高校2年から3年の2年間程穿いたものです。当時のお気に入りジーンズで、
何の意識もせず毎日のように穿いていました。汚れたり汗をかいたら普通に洗剤で洗っていましたが、
それでもなかなか良い色落ちをしてくれています。生地にはムラ糸が使われているので、
タテ落ちもしています。