47501穿き込み後記 #3    "0-3 months later"

購入日 : 2003年3月2日
穿き込み期間 : 約0〜3ヶ月
洗濯回数 : 1〜2回

こうしてアメリカ語学留学中の穿き込み要員として海を渡った47501ですが、 帰国後の2004年夏にパソコンのハードディスクが壊れ多くの写真が失われた為、 47501の色落ち変遷を追った写真もほとんどなくなってしまいました。 残っているといえば、普段のスナップ写真の中で自分が穿いている写真くらいのもの。 どこかに写真が残ってないかと探し回りましたが、見つかったのはほんの数枚ぽっきり。 色落レポートをするにはちょっと役不足かもしれませんね。細かなディテールやアタリなどは 判別できないと思います。

というわけで、大雑把な全体像くらいしか残っていないですが、 これらの写真を使って、撮影日時の時系列を追いながら (留学小話なんかも織り交ぜつつ) おおまかな色落ちレポートをしてみようかなと思います。 ホントに資料になる写真が少ないので、まともなレポートにはならないと思いますが・・・。

渡米して約1週間、語学学校は始まってましたが大学は春休み中でもぬけの空状態。 しばらくは学生の姿を見ることもほとんどありませんでした。 そんな閑散とした大学構内を散策。校舎やその他施設を見て回りました。 写真はそのときのものです。

この写真を見ると初春のひんやりとした空気の感じや当時の緊張感やらが思い起こされます。 不慣れな海外の土地で右も左も分からず四苦八苦することも多々ありました。 期待よりも不安が勝っていたような気がします。しかしその反面、ある種の興奮状態でも ありました。見るもの感じるもの全てが新しい経験だったので、毎日が発見の日々でした。 それは面白かったですね。

さて47501の方ですが、この時点ではまだまだ濃紺でブラックジーンズと見間違うほど濃い色をしていました。 購入してから1度しか洗濯していないですし、その洗濯も水で短時間すすいだだけだったので、 糊も残っていてごわつきが強烈でした。手を洗った後、濡れた手をジーンズの腿のあたりで拭うと 手がべたつくほどでした。

僕が通っていた語学学校は1年が5セメスターに分けられており、 1セメスターは約2ヶ月間、セメスターとセメスターの間には2週間ほどの バケーションが入ります。僕は3月から5月の第1セメスターから 10月から12月の第4セメスターまでの計4セメスター、約10ヶ月間語学学校に通ってました。

そこで1つのセメスターの終了ごとにジーンズを洗うことにしました。 要するに、洗濯は2ヶ月に1度のペースということです。 右の写真はまだ第1セメスターの途中だったので洗濯はしていません。 2ヶ月ほど穿き込んだ姿ですが、大きな色落ちはありません。 ヒップは多少色落ちしているようですが、 インディゴが濃いので全体的に色落ちは少なめです。

この写真が撮られる数日前まで海へ旅行に行っていたのですが、 もちろん47501を穿いていきましたよ。ずっと穿いていたわけではないですが、 旅行は何かと体を動かすことが多いので色落ちには最適かなぁなんて思いまして、 どこへ行くにもなるべく47を穿いていくことにしてました。南部のこの時期は タイト目なジーンズを穿くにはちょっと厳しい季節で、実際すごく暑いし蒸れるし 大変でした。でも色落ちのために！と踏ん張っていました。

何をここまで頑張ってたんでしょうかねぇ、自分は・・・・・。

写真ですが、旅行かばんの上に乗って何をやってるんだという感じですが(笑)、 この通り、黒いまんまです。なかなか頑固なインディゴです。

無事第1セメスターを乗り切り、アメリカでの生活にも慣れ始め、 住まいを大学寮からアパートに移しました。 ここで第2回目の洗濯を敢行。アパートの中には洗濯機はありませんが 外にアパート住人用のコインランドリーがあったので、そこで洗濯です。

洗濯1ドル、乾燥50セント。安いっすね。温度を最高に設定して乾燥させました。 取り出したほかほかのジーンズは糊が落ちて柔らかく、インディゴは一皮剥けた感じ。 今までついてた余分なインディゴが今回の洗濯で剥がれ落ちた感じです。 おかげで今まで見えていなかったアタリがはっきりと姿を現しました。 といっても、まだインディゴが濃いことに違いはありませんね。 それから、この洗濯でかなり縮みました。