55501穿き込みレポート #2 "First wash"
購入日 : 2005年12月5日
穿き込み期間 : 0ヶ月(実質0日)
洗濯回数 : 1回
いよいよ糊落とし
ジーンズの穿き込みの第一段階は糊落とし。糊が付いた状態のばりばりごわごわのリジッドジーンズを
洗濯して糊を落とし、縮めてやります。この糊落とし作業の方法は十人十色で、いろいろなサイトでいろいろな
方法が紹介されています。インディゴが変色しないよう蛍光料の入っていない石鹸を使うとか、
洗剤を使わずお湯ですすぐとか、あと風呂でジーンズを穿いたまま洗うとか、
それこそ星の数ほど。そういえば、米国製の復刻ジーンズには洗濯方法の
説明が書かれたシールが貼られていた。うろ覚えですが、40度のお湯に20分くらい浸けてから洗濯する、
みたいなことが書いてあった気がする。これがリーバイス公認の洗濯方法なのだろうか。とにかく「これが正解」
なんていう洗い方などないわけで、好きなように洗えばいいわけです。
ただ、裏返すのだけはやっておいた方が良いかもしれませんね。表面の過度の摩擦を防げますし、
ムラにもならなくて済むと思います。
コインランドリーへGO!
洗うと縮むジーンズですが、1回の洗濯で完全に縮み切らせるというのは多分無理でしょう。
おそらく3から4回目の洗濯くらいまで縮みは続くと思います。だからといって最初に数回洗濯して
せっかくの濃いインディゴを落としたくないですし、糊が少し残っているくらいの方が硬さが残ってジーンズに
皺がつきやすいんじゃないか・・・なんて思ってしまうわけです。というわけで洗剤無しで洗い、乾燥機で
乾かすことにしました。でも我が家には乾燥機はないので、近所のコインランドリーへ。日本でコインランドリー
へ行くのは初めての経験なのでちょっとわくわくしました。路地裏の老舗銭湯の横にぽつんとたたずむコインランドリー。
なんか良い感じの雰囲気。で、20分すすぎ洗い、20分乾燥。う〜ん、ちょっと乾燥が
足りなかったかな・・・。ま、いっか。
待ち時間は椅子に座って本でも読んでましょう。盗難防止の為です。
僕には卒論資料を読む良いインセンティブになりました(笑)。
さて、出来上がりの程は・・・・
想像以上の収縮でした
第1回目に「表記通りには縮まらない」といった旨を書きましたが、
この度は想像以上に縮みました。股下丈こそ表記サイズの82センチまでは
縮まなかったものの、84センチと、ぎりぎりカットしなくて大丈夫かなくらいまで
縮んでくれました。ウエストに関しては表記どおり、73センチジャスト。
ぴったりでした。乾燥機の賜物かもしれませんね。
全体で縦に約8%、横に約3%ほど縮んだことになります。
乾燥後に試着してみてのスタイルですが、やはりルーズな印象を受けます。
ヒップが大きめで、腿から裾まであまりテパードせずにズドンと落ちる感じです。
なので相対的に膝から裾にかけてが太く見えます。野暮ったいシルエットですが、
それが55年モデルの良さなのかなぁなんて思います。
ディテールの変化は・・・
サイズ以外での変化といえば、まずは赤タブでしょうか。レーヨン製のタブなので
洗濯・乾燥したことでくるっと丸まって裏返っています。次に紙パッチですが、
まあ変化というよりはただ単にくしゃっと皺が寄っただけですかね。すごく硬い
パッチというわけではないので、破れる心配はあまりなさそうです。
写真がありませんが、裾のうねりは思ったより控えめでした。
というのもステッチの位置から裾の端までの間隔が少し広めなので、
それが原因じゃないかと考えられます。やっぱり例のユニオンスペシャルで
縫い直してもらった方が良かったかな?でも
次洗ったらもっとうねりが出てくれるかな?
そして穿き込み開始
さて、これからこの濃紺な55501を穿き込んでいくことになります。
前にも書いたとおり洗濯回数は少なめでワイルド系にしていけたらと考えております。
大きな変化はすぐにはおきないと思うので、次のレポートがいつになるのかまったく想像つきませんが、
今回はこのへんで。さー、どうなっていくかな。楽しみ楽しみ!